30歳未経験からWeb系企業に入社するまでの全て【1年かかった話】

本記事は、いつもと違ったテイストになります。ブログというよりもエッセイに近いのかも。

タイトルの通り、11月30日にこのようなメールを頂いた。

7月末に仕事をやめてフリーランスとして活動をしていた一方で、こっそり転職活動をしておりその中の一社から採用のご連絡を頂いた。

ここまでくるのに、1年近くかかった。学習開始したのが、20年1月。入職日が21年2月なので、本当にちょうど丸1年かかった。

それでも、無事にWeb系企業から内定をもらうことができた。

本記事では、今までの僕の学習開始前から学習開始後、退職、フリーランス活動、転職活動の全てを書いていきます。

特に、

  • 子育てしながら何かに挑戦している人。
  • 30歳以上で、エンジニア・Webデザイナーに転職したい人。
  • 周りが成果だしているけど、自分は何も成果がだせてなくて焦っている人

そんな方に、読んで欲しいなと思って執筆します。

時間が許せば、全て読んでいただきTwitterとかでコメントくれると嬉しいのですが、皆さんお忙しいの知っているので簡単に本記事の内容をまとめておきます。

オカがWeb系企業から内定をもらうまで
  • 20年1月から学習開始
  • 20年3月ポテパンキャンプ に入校しようとするも課題が分からず挫折
  • 20年4月デイトラWeb制作コース受講
  • 20年8月退職/デイトラ独立サポート開始 → 案件獲得
  • 20年11月デイトラメンター開始 | Web系企業から内定
入社予定の企業/待遇について
  • Shopify Expert認定企業
  • 従業員10名以下の企業
  • オフィスなしの従業員全員がフルリモート
  • 副業OK
  • 年収350万ぐらい
  • 10:00~19:00勤務
  • デザイン・コーディング・ストア構築を担当
  • 好きなMac支給。

どこまでを書いて良いのかちょっと悩ましいですが、ギリギリまで書きました。アウトだったら消します。

ここからは、時間がある人向けに内定をうけるまでの全てを書いていきます。

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目次

大学卒業後からWebに出会うまで

友達のソファをもらって家に帰るとき。

そこからかよって思った人もいると思いますが、書かせてください。この時の出会いが初案件につながってますので。

僕は大学時代は、Webとは無縁の体育の先生を目指している学生でした。

大学3年のときに海外へ一人旅に行って、海外で暮らしたいと思うようになりました。

そこで、海外で先生ができたらと思い色々調べていました。

そこで出会ったのが、青年海外協力隊でした。

端折りますが、無事に合格をもらい、もらった切符はアフリカのタンザニア行きでした。

出国前に空港で友人が土産をくれる。
絶対出国前に荷物渡したらあかんよ。

2年間タンザニアで体育の先生をしていましたね。キリマンジャロ登ったり、希望峰に行ったり、飽きるほどの象を見たり。

アフリカなんて無理と思っている人。割といいところですよ。

また住みたいと思える国でした。

そして、このときに一緒にタンザニアで活動をしていたエンジニアの方が4年後の2020年今僕と一緒に仕事をしてくれています。(エンジニア10年戦士のマジですごい人)

オカ

出会いって大切やで。

帰国後は、インターナショナルスクールで1年半ほど勤務し、結婚を機に引越し。

距離的に通勤が困難だったので退職しました。(先生も好きな仕事です。)

公務員として公立で先生をやってもいいなと思っていたんですが、海外と繋がる仕事がしたいと思い海外営業を募集をしていた地元の自動車部品メーカーに面接を受けて、無事に内定をもらいました。

出張で行ったベトナム

本当にいい会社で、上司・同僚にも恵まれていましたね。人間関係だけで言えば、最高によかったんですがどうしても仕事内容に興味が持てなかったんですね。

それから、自分は本当は何がしたいんだろうなぁって思ってブログを書いてみたり、ネイティブキャンプ(オンライン英会話)で講師をしてみたり。
※最初に始めたブログはもうないです。2、3回ゼロから書き直して今のブログがあります。

ちょうど、この辺り(2020年1月)で初めて名古屋で開催されているモクモク会に参加しました。

なぜ参加したのか今となっては覚えていませんが、当時ギリギリブログを続けていたので、ブログのモチベーションをあげるためだったかなと思います。

その時に、参加者の方に

オカ

「ブログのデザインを変えたいんだけど」

と相談したところ、

Webの猛者

「cssがうんたらかんたら」

と説明されて圧倒されたのを覚えています。
(今思うと、検証画面でクラス名を確認してコードを追加していた気がする。)

そこが、Webにはまるきっかけでしたね。

もっと詳しく読みたい人はこちらから。

本業、勉強、子育ての日々。

寝かせつけながら作業すること多し。

それからというもの、毎日コツコツと勉強する日々がはじまりました。

最初は僕もProgateドットインストールをやっていましたね。

皆が口を揃えて言う道場編で挫折するはもちろん経験済みです。

ちょうどこの頃第二子が誕生しました。
のにも関わらず、仕事終わりにこっそりカフェで勉強をするというのをやっていたなぁ。ひどい。

20年1月~4月はずっと何かに追われている気がしていました。

たぶん、Twitterで同時期に学習を始めた人が案件を獲得したという報告をみて、焦っていたんだろうなと思います。

実はこの頃に、

周りは案件取れているのに、自分はなにやっているんだろう。

という思いから、負けたことを認めたくなくて、Web開発に移行しようとしました。

そうすれば、人と比べる必要はなくなるって思いからの行動だったと思います。
(当時は、僕は本当はWeb開発に興味があるんだと言い聞かせていました。)

この辺りは、別記事でも書いているので、時間あったら読んでほしいです。

なので、自社開発企業へ多数エンジニアを輩出しているポテパンキャンプ に連絡をして受講する手前まで行きました。

結局、受講前課題(LP模写制作)ができずに受講は諦めるというもう何がしたいんだか分からない状態でした。

ここまで90日近く学習しているのに簡単なLP模写ができなかったんですよ。

オカ

初学者で焦っている人焦らんでええで。

普通なら、ここで諦めるかと思うんですがなぜだか諦めたくなくて藁にもすがる思いから、デイトラの受講を決めました。

ちょうど有料になったタイミングでしたね。

デイトラを受講したのが今思うと、ターニングポイントだったなと思います。

それからというもの、何をやればいいか迷うことも減り、今まで以上に”学習”に集中して取り組めた気がします。

アフリカに住んでいる友達のLPを作成。

これだけ楽しいならきっと仕事にしても楽しいだろうなと思って、20年7月末で退職を決意しました。

退職を決めたからには、今後のプランを考えねばと思い、自分なりに戦略を練りました。

実は僕は、会社に入って仕事をしたいと思っていました。
ショーへーさん(@showheyohtaki)も会社に入ってスキルを高めてから独立が再現性高いよとおっしゃっています。

でも、そもそも30歳未経験の地方住みがWeb系企業に入れるのかと疑問でした。

そこで、まずはフリーランスとして活動し、実績を作れば企業側も実務未経験としてではなく見てくれるのではと思い、退職後はフリーランスとして活動しようと決めました。

また、フリーランスとして活動をしておくことで会社で働くことになっても、副業としての個人で動くこともできそうだなと。

これが個人的には、バチッとハマりました。
入社予定の会社は、副業を応援しており、また個人としても案件は自動的に入ってくる状態に体制が整いました。

退職後の日々

30歳ニートの出来上がり

20年7月末に退職をして、8月からフリーランスとして活動を開始しました。

このタイミングでデイトラ独立サポート4期がはじまりました。

優秀なだけではなく、行動力がある方も多く非常に勉強になりましたし、毎週一回開催される定期ミーティングはモチベーションを高めてくれました。

僕は、2ヶ月で25万ぐらいの売り上げを作ることができたので割と満足でした。
この時に、初めて案件をくれたのが、アフリカで一緒に活動したエンジニアの方です。

周りはもっと稼いでいる人も多かったのですが、この頃には人と比べることはだいぶ減りましたね。

もう自分のペースでいいやって思いになってました。

オカ

成長したなぁ

2020年11月には開業届も出しました。そして、受講生としてお世話になったデイトラで講師をさせていただくことに!!

さらに独立サポート終了後もちょこちょこ案件を頂けており、もう少しフリーランスやってから企業に入ってもいいかなとさえ思っていましたね。

でも、あるとき非常に魅力的な求人を見つけてこれはと思い、Wantedlyで応募しました。

この募集も実は、デイトラデザインコースのSlack(LINEみたいなチャットツール)で最初発見しました。
デイトラは転職斡旋していないけど、企業からの認知が高まってきており割とイメージがいいみたいですね。

最初はWeb面接だったのですが、無事に通過しました。
※後々聞いた話ですが、面接官は外部委託の人事のプロのようです。45人面接して2次面接に通過はたったの3人だったらしい。ありがてぇ。

2次面接は、Web面接でいいよと言われたんですが、老害がでてしまい、是非会ってお話がしたいとメッセージを送りました。

実際に送ったメール
オカ

だって、入社することになって一度も会社の人に会ったことがないっておかしくね?

無事に了承を得て、11月25日に東京は吉祥寺まで面接をしにいってきました。

代表の方は、百戦錬磨感が半端じゃなかったです。僕よりも若い方でしたが、「本物だ」って思いました。

絶対この会社で働きたいって強く思えたのも、実際に会って代表の方と話をしたからかなと思います。

面談では、色々と話しました。

長くなるので別の記事でまとめてあるので、こちら読んで頂けたら嬉しいです。

とりあえず、その場では「是非一緒に働きたい」といってもらえましたが、最終的に改めて過去の制作実績を制作サイドの担当の方に送って技術力が問題ないかを確認してから合否を判断するということでこの日は終わりました。

ここで、実際にフリーランスとして活動しておいてよかったなぁと思いました。

やっぱり実務としてWebサイトを納品したことがあるというのは企業側も安心するだろうなと。

どうやってポートフォリオを送ろうかなと思ったんですが、notionに完結にまとめて送付しました。

実際に、僕がnotionを使ったポートフォリオを公開しているので、こちら読んでいただけると嬉しいです。
結構好評で嬉しいです。

コメントの一部(本当は全て)

ポートフォリオを送ったのが、11月27日(金)でした。

採用連絡を頂いたのが、11月30日(月)。ちょうどGo toトラベルで家族で飛騨旅行に行っていた帰り道。

もう狂喜乱舞でした。岐阜の山に向かって叫びました。

腹。毛。

あとは、別日に細かい条件の確認をして晴れて21年2月からShopify Expertの企業で正社員として働くことが決定しました。

諦めなければ未来は明るい

巷では、未経験からWeb系企業に入るのは無理だとか、30歳からプログラミング無理とかそんな言葉が聞こえてきます。

事実として、甘い考えだと100%挫折します。

ただ、正しい努力をして、継続していけば無理なことはないんだな身をもって感じることができました。

「3ヶ月で自社開発内定!」「フリーランスで月収100万円」

すげーなと思いながら、自分のやるべきことをこなしてください。

人の人生を生きることほど無駄なものはありません。自分をしっかりと持ち、正しい努力をしていけば未来は明るい。

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